婚活市場で人気ベスト10にランクインする職業の中に必ず入ってくるものに医者など医療関係の職業があります。
20代くらいなら医者と結婚を成立させるのは割と容易いです。
ただ、40代となると婚活市場においては年齢がネガティブ要素としてとらえられやすいです。
ところが医者という職業は30代~40代あたりが結婚適齢期なのです。
一般的な会社勤めだとこの年齢では人格や素行に問題があるのではないかと思われがちです。
ですが医者は特殊な事情があるために30代後半からが本番なのです。その理由を解説していきましょう。
医者の結婚が遅い理由
なぜ、医者が晩婚化しているかというと、キャリアを確立するのが大変でそれがネックになっています。
一人前になるという段階がどんな職業よりもハードで時間がかかるという問題があります。
そうなるとあまりにも忙しすぎて婚活しようがないのです。
医学部を卒業すると5年は研修医として頑張る必要があったり、薬剤師のような国家資格系の仕事であれば大学がそもそも6年制です。
麻酔医などは相当に人材が不足していてあちこちの病院を駆けずり回っています。
若い医者だとかなりの頻度で移動や転勤もありますから結婚のタイミングがどんどん遅くなっていきます。
どの職業よりも落ち着くまでに相当な年数がいるということです。
40代で医者と結婚したい?その現実は・・・
そうなると40代の男性の医者が求めるのは体力と妊娠出産が確実な20~30代の女性となります。
こうなると40代の女性が医者との結婚を望むのは難しいところです。
たとえ40代の女性が主婦としてのスキルがあり子ども好きとか、医療系の職業は特殊な環境と事情があるという事をわかっていても、年齢ではねられてしまうのです。
また、医者の結婚の目的は跡継ぎを確実に残し子どもを絶対に医療従事者にすること、夫婦となって社会的信頼を得るというハイソサエティー特有の『政略婚』です。
ですからお金に困らない相手として気軽に結婚できる相手ではありません。
医者の奥さんというのは同じように高学歴で薬剤師とか稼げるスキルを別に持っている、資産家の娘などの何かしらのメリットがなければ結婚しない人も多いのです。
医者との結婚した女性で若い以外何のメリットもなかった人は、結婚したあとに必ず子どもを医者にさせるための英才教育に従事させられます。
夫の両親からもそれを強要されるため庶民出身の女性は心も体もボロボロなのが実態です。
それゆえもともと離婚率が高い職業といわれています。
こうなると、もし40代の女性が結婚するとしたら特殊スキルがあるとか、そもそもすでに子連れで子どもを必要としていない相手でないと結婚が成立しないのです。
つまり、婚活市場には初婚よりは再婚を目的とした医者の男性が高確率でいます。
ちなみに一般人の40代の女性で歓迎される特殊スキルは、金融系資格者や経理資産運用系の職業や資格を持っているという独立開業に必要なモノばかりです。
もし、40代の女性が結婚したければ確実に稼げるスキルを持つか、夫のサポートか子どもの教育のために滅私奉公をするか選ぶ必要があります。
まずは改めて自分のスペックを見直して、医者に見合う自分かを考えて戦略的に婚活しましょう。